ストック仕様のチュ−ンにおいてファイナル51Tは基準なので交換はモディファイした後の最後の味付けになります。換え易いスプロケットなので経験の浅い人は最初に手を付ける様ですが基準値を棄てるので迷路にはまります。
FLミッションはパレ−ド走行、サイドカ−迄対応させる低速設定ですから日本の道路事情つまり直線路が短くゴ−ストップが多い状況には配慮していません。
T/mスプロケットを24T, ロ−ギャ2.60, 3速 1.35がトルクバンドを有効に使えるでしょう。続いてクラッチをパワ−伝達ロスが少ないスコ−ピオン、BANDITならばのけぞる加速が楽しめます。
このステップを経るとキャブ、カムをもう一度見直す嬉しい段階に入って行けます。
残念ながら日本では大半の人が日本車チュ−ンの感覚でハイギャ−ド方向に進む様ですが誤りでハイギャ−ドは高回転をキ−プしながら運転出来る仕様の法則でハ−レ−のトルクバンドでは有効性が低いです。
下からトルクの波に乗れる加速こそが日本でのハ−レ−にふさわしいと考えますが日本車の様に途中はどうでも最高速が全てと思うならばS&S E/gがベタ−チョイスです。

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